令和4年（2022年）８月10日（水）、ホテルグランヴィア岡山で、岡山県教育委員会と県内の経済６団体（※）による包括連携協定の締結式が行われました。
このたび締結した包括連携協定は、県立高等学校等における産業界と連携した専門的かつ協働的な学びを充実させるとともに、生徒が企業をよりよく知る機会を充実させることで、地域の発展を担う人材の育成を推進することを目的としています。

この日は、各団体の代表者７名と鍵本県教育長が出席し、協定書にサインを交わしました。

締結式では、鍵本県教育長から、「地域や産業界の皆様とつながり、知恵や力を借りながら、協働して取り組んでいくことがこれからの学びには欠かせない。また、協働することで、高校生が企業をよく知り、将来の「夢」に出会う機会の充実となると考えている」と挨拶を述べました。
また、岡山県経済団体連絡協議会 座長 中島 基善氏からは、「少子高齢化や離職率の高さなど、産業界を巡っては様々な課題があるが、県内の子どもたちが地元岡山の企業を知り、学校での学びと社会とのつながりを実感できるよう、一体となって貢献していきたい」と語られました。

具体的な取組は、今後連携協議会を設置し、県教委と経済６団体とで定期的に協議を行っていく予定ですが、
例えば、県立高等学校等で、課題解決型学習やキャリア教育を実施する際の講師派遣やインターンシップの受け入れ、企業見学等の実施、総合的な探究の時間などにおける産業界と連携した継続的な研究（商品開発等）などを考えています。

（※今回、包括連携協定を締結した６団体）
岡山県経済団体連絡協議会
一般社団法人 岡山県商工会議所連合会
岡山県経営者協会
一般社団法人 岡山経済同友会
岡山県中小企業団体中央会
岡山県商工会連合会