お知らせ

2022年3月8日

【ご注意ください】県の機関を装った不審メール・Emotet(エモテット)の感染拡大を狙うメールが増えています

不審なメールが増加しています!ご注意ください!

 

 このたび、岡山県の相談機関を名乗る不審なメール(なりすましメール)が、複数の関係者の方へ発信されていることが確認されております。

 送信元のアドレスは、県とは全く関係のないものですが、差出人名などに本県の機関名やアドレスが記載されております。

 コンピューターウイルスに感染し、端末の情報が盗まれてしまう可能性がありますので、県の機関や職員が差出人であっても不審なメールは、開かずに削除してください。
 また、メールを開いてしまった場合においても、添付されているファイルを開封したり、本文内のURLリンクにアクセスしないようご注意ください。

 

 また、世界で猛威を振るい、2021年初頭にいったん制圧された不正プログラム「Emotet(エモテット)」が、2021年11月に活動を再開したことが確認され、日本国内でも感染拡大を狙ったメールの受信が多数確認されています。
 「Emotet」は、主に電子メールの添付ファイルを感染経路とした不正プログラムです。
 メールを受信しただけでは感染しませんが、メールに添付されたファイルを開いたり、本文内のURLリンクにアクセスすることで感染します。

 

メールの特徴

「Emotet」への感染を促すメールは、過去にメールの送受信をしたことがある相手の名前で届きます。
 知人や取引先からのメールと思い込んで
   ・添付されているパスワード付きZipファイルを開く
   ・添付されているExcel、Wordなどのファイルを開いてマクロを実行する
   ・メール本文内のURLリンクにアクセスする
 
などの操作をすると「Emotet」に感染してしまいます。
 

感染すると

   ・端末やブラウザ、メールソフトに保存されたパスワード等の認証情報が盗まれる
   ・過去にやりとしりたメール本文、メールアドレス等が盗まれる
   ・同じネットワーク内の端末に感染が広がる
   ・盗まれたメールアカウントや本文が悪用され、感染を広げるメールが送信される
   ・ランサムウェアなど他の不正プログラムに感染する
    などの被害が発生する可能性があります。

 

感染を防ぐには

 このメールの特徴として
   ・送信者名は過去にメールのやりとりをしたことがある相手の名前
   ・送信元メールアドレスは全く知らないアドレス
 が使われています。
 
 知人や取引先の名前で届いたメールでも、送信元メールアドレスを確認し、不審点があれば添付ファイルを開いたりURLリンクにアクセスせず、まずは送信者に確認を行いましょう。
 

参考